徒然なるまま、時間が無いままに書き散らしてみます

2006年05月14日 10時08分55秒
西方への遠き道のり

西方への道は
果てしなく続くものらしい

2006年05月14日 10時08分37秒
 

全てを投げ捨てて
すがればいいのだと

2006年05月14日 10時08分21秒
 

寺の住職が言う

2006年05月14日 10時07分58秒
 

しかし、全てを投げ捨てても
残る思いのいくつか

2006年05月14日 10時07分39秒
 

熱い心の
満たされぬ思いのいくつかに

2006年05月14日 10時07分21秒
 

すがれない、すがりたくない
激しき人の道がある

2006年05月14日 10時07分03秒
 

雨の古寺の
伽藍に佇み

2006年05月14日 10時06分41秒
 

緑に映える
仏塔を仰ぎ見る

2006年05月14日 10時06分16秒
 

煩悩が溶けてしまいそうな清浄な鐘の音の
里山に長く長く尾を引くを聞く

2006年05月14日 10時05分45秒
 

すがりたき人の
できるだけ多くを助けるために

2006年05月14日 10時05分25秒
 

朱の衣の阿弥陀如来は
平安の古からこの世を見続ける

2006年05月14日 10時04分55秒
 

その薄く開かれた瞼の奥の
慈愛に満ちた眼差しの下でも

2006年05月14日 10時04分17秒
 

この思い
捨て去る事ができない

2006年05月14日 10時04分00秒
 

目を伏せ
歯を食いしばり

2006年05月14日 10時03分41秒
 

ひたすら続く
棘の道を歩むしかなく

2006年05月14日 10時03分16秒
 

西方への道の
遠きを知る

2006年05月14日 10時02分53秒
 

御仏よ
それでも、あなたは

2006年05月14日 10時02分28秒
 

見ていてくれるか



 
「船岩寺にて」

2006年05月14日 09時58分48秒
2006年5月のログ

2006年5月28日 もう一つのアリスの物語
2006年5月22日 熊襲の国
2006年5月20日 「森清」というディープな大阪
2006年5月13日 浄瑠璃寺
2006年5月13日 野仏様 笑ってらっしゃる
2006年5月13日 西方への遠き道のり
2006年5月9日 「あんばい」という名のお蕎麦屋さん
2006年5月7日 季節変わる時の飛沫
2006年5月6日 素晴らしき世界
2006年5月3日 平和の姿
2006年5月2日 残り少ない時間の中で
2006年4月のログ

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